Things I Didn't Know

ミュージカルが好き。歌とダンスと物語が好き。定期的にソウルへ行きます。

【2017年総括】観劇を中心とした趣味生活のまとめ

あっという間に大晦日が来てしまった。今年こそは総括記事をあげておきたいと思います。実は去年の暮れも総括を書こうと思いたって途中まで書いたんですけど、間に合わなくて。今も下書きに入ったままっていう。

 

【1】観劇のこと 

舞台関連の現場は、ミュージカル49本+プレイ2本+ミュージカル関連のコンサート2本。53現場中、韓国が40本と引き続き韓国ミュージカル中心の1年になりました。渡韓回数は11回。今後も月イチくらいのペースを保っていきたい。あまり増やしても予習が追いつかないですしね。ただ来年はフランケンの再演があるので(6月〜8月予定)ちょっとその間は増えそう。

 

 ◆BEST10(順位は決められないので観た順で)

ストーリー・オブ・マイ・ライフ(韓国/ライセンス)

友人の突然の死からはじまる切なくて優しい物語。古い本屋さんのセットが素敵な男性2人ミュージカルです。去年も観てますが、やっぱり名作。最近好きだったアーティストの訃報に落ち込んでいたんですが、SOMLの歌詞を思い出して少しだけ救われました。来年も再演があるそうなので嬉しいです。心が浄化されるこういう作品たちは定期的に摂取したい。

 

スリルミー(韓国/ライセンス)

今年は私もとうとうスリルミー沼に…。

 

どん底(韓国/創作)

推し俳優であるチェ・ウヒョクさん主演の『どん底』は記憶に残る作品。触れられそうなくらいの距離での迫力のお芝居、とても緊張感があった。

 

ロッキー・ホラー・ショー(韓国/ライセンス)

大好きなマイケル・リーさんのフルターのキュートさにやられました。演出も遊び心いっぱいでめちゃめちゃ楽しかった。

 

マディソン郡の橋(韓国/ライセンス)

パク・ウンテさんとオク・ジュヒョンさんという最強ペア!とにかく音楽が好みなうえに演出が素晴らしく、いつもの大劇場とはひと味違う満足感が得られる作品でした。

 

ベンハー(韓国/創作)

推し俳優チェ・ウヒョクさんがメッセラという悪役で出演!とにかくメッセラに狂った夏〜秋でした。演出・音楽はフランケンを手がけるコンビ。ワン・ヨンボム演出様は萌えをわかっていらっしゃる!

 

ヘドウィグ・アンド・ザ・アングリーインチ(韓国/ライセンス)

もともと映画は好きでしたが、マイケル・リーさんのヘドウィグでもっともっとこの作品が好きになりました。英語での公演だったのも嬉しかった!

 

ビリー・エリオット(日本/ライセンス)

もともと大好きな作品だけど、日本語で観るとまた味わいが違って毎回滝のように泣いて浄化されてました。大人として日常を生きてると、怒りや悲しみや喜びなどを思い切り表現することって難しい。だからその時の感情をまっすぐにダンスへと昇華させるビリーに癒されるのだと思う。自分がミュージカルを好きな理由を改めて思い出させてくれる作品です。日本のミュージカル界にとってもすごく意味のある公演になった気がしますね!

 

もしかしたらハッピーエンディング(韓国/創作)

 音楽・脚本・キャスト、すべてにおいて好き。人生の財産になるミュージカルがまた一つ増えた!と思った。

ダディ・ロング・レッグズ(日本/ライセンス)

これはもう殿堂入り!再演本当にありがとう!

 

◆その他韓国作品

ライセンス作品では『ファントム』『レベッカなど。とにかくセットが豪華でキャストの歌唱力も圧巻。EMKは安定です。来年の『エリザベート』も期待してる!昨年に引き続き再演してくれた『ダディ・ロング・レッグズ』も。ウォングンジャーヴィスがとにかくイイ。日本版とは違う少女漫画のような2人でしたね。

創作ものでは、実際にあった心中事件をもとにしたスリラー『死の賛美』解離性同一性障害をテーマにした『インタビュー』、『アルジャーノンに花束を』を下敷きにした『ミスター・マウス』など、ずっしり重く俳優の演技を堪能できる小劇場作品をいろいろ観られたことが良かった。

◆その他国内作品

やっぱり気になって5回観に行ってしまった日本版フランケンシュタインや、4年ぶりくらいの四季作品になったノートルダムの鐘』など。実際にあった冤罪事件を下敷きにした『パレード』は本当に観て良かったと思う作品。作品に込められたメッセージを伝えようというカンパニー全体の強い思いが伝わってきた。

 

【2】映画のこと

今年観たのは42本。観劇やその予習に忙しかったとはいえ、ここ10年の平均からするとかなり少ない…。映画館に行ったのはナショナルシアターライブ含めて20回くらい。来年はもう少し頑張りたい。

『お嬢さん』『コクソン』『アシュラ』と立て続けにやばい韓国映画を観てしまい、韓国映画ブームが来た。ナ・ホンジン監督やパク・チャヌク監督の旧作もいろいろ観た。こういう映画たちからは「映画で社会を変えられる」っていう自信がビシビシ伝わってきて、作品としての好み以前にそこに圧倒される。『新感染 ファイナルエクスプレス』も本当に面白くて、多分今年一番人に薦めた映画。韓国映画すごい。

ずっと待ってた美女と野獣ではJosh Gadのル・フウにめろめろになってしまった。ラ・ラ・ランド表現者に対する愛が溢れていて私はすごく好きだった。来年は何かミュージカル映画あったっけ。マチルダやウィキッドは再来年かな?楽しみ。

 

 ◆BEST5

◎5位—哭声/コクソン(韓国)

韓国の小さな村が舞台。そこにやってきた謎の日本人を國村隼さんが演じている。観客の印象や感情のコントロールが巧みで、観たあと思考がぐるぐるして眠れなくなってしまった。

◎4位—この世界の片隅に(日本)

この作品から受け取ったものはうまく言葉にできないし、しない方がいいのかも。アニメーションだからこそ伝えられるものだったと思う。凄い映画だった。

◎3位—勝手にふるえてろ(日本)

松岡茉優ちゃんが大好きなんです。ここ数年の好きな顔(女性部門)ランキングNo. 1で、テレビでふと見かけただけで幸せな気持ちになれる。桐島で初めて観てから、こんなふうに彼女の魅力をめいっぱい味わえる作品を待ってた。よく考えると大枠はある意味王道な三角関係ラブストーリーなのだけど、実際には恋愛というよりも「他者との距離」について描かれたお話。観る前にはピンと来なかったタイトルが、終わったあとパチっとはまる。ちょっと人に薦めるのためらうくらい刺さった。

◎2位—お嬢さん(韓国)

世界観もストーリーも完全に萌えのツボだった。額に入れて飾りたいような美しいカットの連続。純粋にミステリーとしても面白い作品だと思う。泣くような映画ではないと思うんだけど、とあるシーンでぼろぼろ泣いてしまった。大好き。

◎1位—メッセージ(アメリカ)

地球外生命体とのファーストコンタクトもの。テッド・チャンの原作小説『あなたの人生の物語』を前に読んでいて、どう映像化するんだろう…と思っていた。映画を観た今、この話を文章で書いたテッド・チャンが凄すぎるんだと感じる。SFって、生きるって何なのか、時間って何なのか、そういうことを人間て存在の外側から切り取ろうとするから面白いし、好きなんだなと思った。舞台や映画を楽しむことの意味も改めて考えさせられた、人間を讃える優しい映画。

 

【3】今年の反省と来年の目標

全体的に観劇とその予習に寄り過ぎて、読書数がものすごく減ってしまった。予習で読んだミュージカルの原作小説とあわせても10冊くらいしか読めてないと思う。漫画すらもあまり読めなかった。それから絵を全然描けなかったことも心残り。そのかわり1年通して見ると多少は韓国語力がアップしたのではないかと…思いたい。

仕事が忙しくなり平日の夜に余裕がなくなってしまって、友達と過ごす時間が少し減ってしまったのは寂しい。生活スタイルがかわると仕方がないことなので、貴重な時間は大切にしていきたい。趣味の方では、たくさん新しい方と知り合えてとても楽しい時間を過ごせた。観劇デーの大きな楽しみ。これからもよろしくお願いします。仕事でもたくさんの人に会えて色んな方向に世界が広がった。

来年の目標は「効率アップ」と「アウトプット」。効率化は仕事でも趣味でも大きな課題。来年は収入が増えるぶん余暇が少なくなりそうなので、買える時間はお金で買いつつ限られた時間を上手に使う。趣味では得たものを形にして残すことが一番の目標。同じものを10回観て何も残さないのと、1回観て何らかの形で残すのでは後者の方が自分の身になると思う。なるべく1つ1つを自分のものにしたい。

来年はどんなものに出会えるんだろう!既に出てる韓国ミュージカルラインナップがとてつもなく豪華なので、楽しい1年は約束されてる!フランケンの再演はもちろん楽しみだけど、公演期間中は理性を失ってしまうので恐ろしい。なんとか人間の形を保ちつつ楽しみたい!

 

それでは来年もよろしくお願いします!